遷延性意識障害について
はじめてのブログになりますが、早速重い話題で申し訳ありません。
とは言え、読者はきっといないので、独り言だと思って書いてみます。
私の親族が、「突然倒れた」との連絡を受けて早くも一か月。
心停止の状態で職場にて発見され、多くの方々に初期対応、救命措置を施していただきましたが、残念ながら叶わず意識は戻ることがありませんでした。
さまざまな対応をしてくださった方々には、感謝の気持ちしかありません。
幸にして小脳の機能は生きており、生命維持を行う最低限の生命力を振り絞っている、それが今の状態です。
この一か月、入院からが大変でした。
病院との連絡、役所や保健組合とのやりとりはもちろん、財産債務の法律関係の整理など、次から次に怒涛の時間が流れていった気がしています。
そして今後はどうしていくべきか…など。
考えるべきことがたくさんあり過ぎて頭がいっぱいになりますね。
もっと意思疎通を密にしておくべきであった、リビングウィルをはじめとして、財産債務関係はもちろん、保険などのことについてもしっかりと話し合っておくべきだったと、今では後悔しかありません。
そんな中、急性期病院からいわゆる慢性期病院への転院が今日済みました。
搬送当初から意識は戻らず、小脳を除いて脳の機能が失われ、今後意識を回復すること、これ以上の状況の好転は望めないうえに、肺炎を頻りに併発していることからも好ましい状況ではありません。
いわば、遷延性意識障害…つまりは植物状態が永久的に継続することとなり、延命治療による奇跡を祈るのか、それとも、という局面に立たされている、という状況です。
ところで、私の家族環境は少し異常で、母はもうだいぶ以前に家出をしてしまいましたので、父のことを看取り、また決断を迫られた際に命を預かるのは私と妹だけです。
いつかは決めなければならないことなのだろうと思ってはいるものの、その時がいつ訪れるのか、そしてその時に果たして決められるのか。
いずれにせよ、この思いは自分たちが死ぬまでも問い続けることなんだろうと思っています。
妹には過度に負担をかけたくないと思いつつ、私自身も最近になってストレスからくる自律神経失調症が酷くなってきたので、吐け口というわけではありませんが、自分の気持ちの整理のために、駄文乱文ではえりますがはじめてのブログなるものを書かせていただきました。
冒頭にも書きましたが、独り言だと思って書いていますので、興味がある方がいれば読んでいただく分にはいっこうに構いません。
体験談のある方、今まさに同じ境遇にある方のお話などが聞けたらなお嬉しいですが。
まぁ、そううまくもいかないのがインターネットだと割り切ってはいますので、今後も雑記感満載で書いていこうと思います。
今日は疲れたのでここまで。#1